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シャークス ヘッドコーチ、ピーター・デボアー解任 [San Jose Sharks]

現地12月11日、サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)のヘッドコーチ、ピーター・デボアー(Peter DeBoer 51歳)が成績不振により解任された。
同時に3人のコーチも解任されている。

今シーズンのNHLでヘッドコーチの解任は5人目(トロント、ニュージャージー、カルガリー、ダラス、サンノゼ)。

デボアーはシャークスの2015-16シーズンからヘッドコーチとしてシャークスを率い、今シーズンは5シーズン目。
1年目の2015-16シーズンには、シャークスをチーム史上初のウェスタン・カンファレンス優勝とスタンレーカップ・ファイナル進出まで導いている(ピッツバーグ・ペンギンズに敗れた)。
以後、昨シーズンまですべてプレイオフ進出を果たしていた。

今シーズンはここまで33試合で、15勝16敗2OT(延長)敗。
今シーズンは開幕5連敗からスタート、11月には6連勝し巻き返してきたが、現在5連敗中。
連敗と連勝を繰り返す不安定な成績を残していた。

シャークスでの通算成績は、
 レギュラーシーズン 361試合198勝129敗34OT(延長)敗
 プレイオフ 60試合32勝28敗 カンファレンス優勝 1回、スタンレーカップ準優勝 1回

不振の原因は夏の補強の失敗
責任を問うならゼネラル・マネージャー!?

今シーズンは夏の移籍期間にベテラン・中堅の主力選手数人が他チームへ移籍。
選手の移籍・補強はヘッドコーチではなく、ゼネラル・マネージャー(以下、GM)のダグ・ウィルソン(Doug Wilson)が担当。

特に攻撃面ではマイナス60ゴール、その穴埋めは若手選手のさらなる躍進と新戦力でできると、開幕前にGMウィルソンは語っていたが。

新戦力は、ほぼNHLでの実績がない若手やルーキー、数少ないベテランも近年はマイナー暮らしと、昨シーズンの比べ明らかに見劣りする戦力でのスタート。
新人・若手選手たちは健闘しているが、移籍した選手たちのカバーを求めるのは酷に思う。

成績不振の責任を問うなら、ヘッドコーチよりもGMウィルソンだと思うが、アイスホッケーに限らず競技・洋の東西問わず、最初に責任を取らされるのは現場のヘッドコーチ(監督)か。

チーム史上初のスタンレーカップ・ファイナルまで道井挽いたデボアーには感謝。
遠からず他チームからのオファーもあるように思う。

新スタッフは下記の通り。
Head Coach: ボブ・ブグナー(Bob Boughner)
Associate: ロイ・サマー(Roy Sommer)
Assistant: マイク・リッチ(Mike Ricci)
Goaltending: エフゲニ・ナボコフ(Evgeni Nabokov)
Video: ダン・ダーロー(Dan Darrow)

それぞれのプロフィールは後日。
交代発表の翌日には地元サンノゼで試合がある。
シーズンはまだ半ばにも達していない。新スタッフには巻き返しを期待したい。

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