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シャークス 初のプレイオフ進出は何シーズン目? [シャークスの歴史]

NHL参戦からの2シーズン、厳しい洗礼を受けたサンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)
1991-92 80試合17勝58敗5引分(最下位)
1992-93 84試合11勝71敗2引分(最下位)

初代のヘッドコーチ、ジョージ・キングストン(George Kingston)を解任。
3シーズン目の1993-94シーズン、2代目のヘッドコーチにケヴィン・コンスタンチン(Kevin Constantine)を迎える(1958年生まれのアメリカ人。NHLのヘッドコーチは初挑戦)。

開幕から8連敗を喫するなど、過去2シーズンを上回る最悪のスタートを切る。
前半戦は黒星先行の厳しい戦いが続くが、後半戦にはいると勝ち星を増やしていく。

終盤には7連勝をあげてパシフィック・ディヴィジョンの3位となり、3シーズン目でチーム初のプレイオフ進出を果たした。

レギュラーシーズンの成績は、84試合33勝35敗16引分(82ポイント)。
過去2シーズンから大きく成績を伸ばした。

プレイオフでは、強豪デトロイト・レッドウィングスに4勝3敗で勝つ大金星。
しかし、次戦のカンファレンス・セミファイナルでトロント・メープルリーフスに3勝4敗で敗れた。

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シャークスの歴史:初代のヘッドコーチは? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)の初代のヘッドコーチには、ジョージ・キングストン(George Kingston)が抜擢された。

キングストンは1939年生まれのカナダ人。

大学ホッケー(カルガリー大学)のヘッドコーチとして大きな成功を収め、その後2つのNHLチーム(カルガリー・フレームス、ミネソタ・ノーススターズ)でアシスタント・コーチを務めた後、ノルウェー代表のヘッドコーチを経て、シャークスの初代ヘッドコーチに就任。

ヘッドコーチとしては最初のNHL挑戦だった。

参戦1年目となるシーズンは、80試合で17勝58敗5引分の最下位で終えた。

2シーズン目も成績は好転どころか、さらに悪化。
開幕戦を勝利するも、その後9連敗。以降も13連敗、1引き分けを挟んで19連敗するなど、大きな連敗を繰り返しした。

2年目の成績は1年目を下回る、84試合11勝71敗2引き分けで終えた(もちろん最下位)。

キングストンのNHLヘッドコーチのキャリアはこの2シーズンで終わった。

NHLヘッドコーチとしての挑戦は大失敗に終わったが、その後キングストンはカナダ代表チームのゼネラルマネージャーやヘッドコーチを歴任し大きな成功を収める(世界選手権で金メダル獲得ほか)。

その結果、アシスタント・コーチとしてNHLに復帰。
1999年から2年間をアトランタ・スラッシャーズ、2001年から2007年までフロリダ・パンサーズでコーチを務めた。

キングストンの指導者としてのキャリアを見ると、シャークスのヘッドコーチを務めた2年間は悪夢だったように思われる。

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シャークスの歴史:初勝利は? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1991-92シーズンからNHLに参戦。
開幕でバンクーバー・カナックスに敗れたシャークスは、ホームのカウ・パレス・アリーナに舞台を移した第2戦もカナックスに連敗。

2連敗後に迎えた第3戦。
1991年10月8日、ホームでカルガリー・フレームスと対戦したシャークスはシーソーゲームを制し(4対3)、記念すべき初勝利をあげた。

この試合では開幕戦で初ゴールを記録したクレイグ・コックス(Craig Coxe)もゴールを決めている(コックスにとってNHL最後のゴールとなった)。

3戦目で初勝利をあげたシャークスだが、ルーキー・チームとしてNHLの厳しい洗礼を受けることに・・・

シャークスは、この後泥沼の13連敗を喫する。チームは低迷し最後も7連敗。

80試合17勝58敗5引分の成績(最下位)で1年目のシーズンを終えた。

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シャークスの歴史:最初のゴールを記録した選手は? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1991-92シーズンからNHLに参戦。

シャークスで初ゴールを記録し、チームの歴史に永遠に名前を刻んだ選手はフォワードのクレイグ・コックス(Craig Coxe)

1991年10月4日、開幕戦のバンクーバー・カナックス戦。
シャークスはバンクーバーのパシフィック・コロシアムにのりこみデビュー戦をおこなった。

カナックスに0対3とリードされていた第3ピリオド。
4分9秒にコックスはシャークスの記念すべき初ゴールを決める。
アシストは、マーク・パヴェリック(Mark Pavelich)とニール・ウィルキンソン(Neil Wilkinson)。
シャークスは連続3ゴールで同点に追いつくも、終了間際に失点し3対4で敗れている。

コックスは1964年生まれのアメリカ人選手(当時28歳)。
NHLにデビューして8シーズン目、シャークスはコックスにとって4つ目のチームだった(バンクーバー、カルガリー、セントルイス、サンノゼ)。

チームの歴史に名前を刻んだコックスだったが、このシーズンがNHL選手として最後のシーズンとなり、シャークスでの成績も10試合に出場し2ゴールに終わっている。

このシーズン途中から現役引退する1999-2000シーズンまで、いくつかのマイナーチームでプレーし、再びNHLの氷上で活躍することはなかった。

コックスのNHLでの通算成績は、8シーズンで235試合に出場し45ポイント(14ゴール、31アシスト)、プレイオフでは5試合出場1ゴールを記録した。

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シャークスの歴史:チーム創設とチーム名の由来 [シャークスの歴史]

プロ・アイスホッケーチーム、サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1990年、アメリカ西海岸・北カリフォルニアのベイエリアと呼ばれる地域にあるサンノゼ市を本拠地に創設される。

ベイエリアといえばサンフランシスコが最も有名だが、サンノゼはシリコンバレーの中核地として人口・経済力ともサンフランシスコを上回る。
サンフランシスコからはシャトルバスで約1時間ほど。

チーム名の由来

チーム創設の際、(インターネットもSNSもない当時)チームはニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイなどの全国紙でチーム名を公募し、約6,000通の応募があった。

その中から選ばれたのが、シャークス(Sharks)。
本拠地サンノゼのある北カリフォルニアのベイエリアはサメの多い地域で、地元の大学でもサメの研究が盛んなことから選ばれた。

1年目の1991-92シーズン、北米のメジャー・プロスポーツでNBA(プロ・バスケットボール)のシカゴ・ブルズに次ぐグッズの売上を記録した。

公募で多かったトップ15(アルファベット順)

ブレイズ(Blades)、ブレイカーズ(Breakers)、ブリーズ(Breeze)
コンドルズ(Condors)、フォッグ(Fog)、ゴールド(Gold)
ゴールデン・ゲイターズ(Golden Gaters)、ゴールデン・スケーターズ(Golden Skaters)
グリズリーズ(Grizzlies)、アイスブレーカーズ(Icebreakers)、ナイツ(Knights)
レッドウッズ(Redwoods)、シー・ライオンズ(Sea Lions)、シャークス(Sharks)、ウェーブズ(Waves)。

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