アジアリーグ・ジャパンカップ 今週末より開幕。ネット配信あり! [アイスホッケー]
新型コロナウイルスの感染状況の影響により、今シーズンも昨シーズンと同様、韓国とロシアの海外チームの参加は断念。
日本国内チームによるリーグ戦「ジャパンカップ」として、9月11日(土曜)から開幕する。
ジャパンカップ参加チームは昨シーズンと同じ5チーム
レッドイーグルス北海道(旧・王子イーグルス)
ひがし北海道クレインズ
栃木日光アイスバックス
東北フリーブレイズ
横浜GRITS(グリッツ)
昨シーズンと変わったのは、日本のアイスホッケー界を長く支えてきた名門・王子イーグルスが王子製紙の運動部から離れ、独立したクラブとしてスタート(引き続き王子製紙が経営母体)。
昨シーズン、他チームを圧倒していたレッドイーグルス北海道が今シーズンも優勝候補の筆頭。
追うべき他チームはコロナ禍の影響もあり、経営の厳しいチームも多く、戦力は現状維持もしくはマイナスという状況。
そんな中、昨シーズン初参戦した横浜グリッツ。
1年目は試合を重ねるにつれ内容は向上するも、結局1勝もできずに終えた。
このオフシーズンに栃木日光アイスバックスに勝ち、プレシーズン・マッチながらアジアリーグ初勝利をあげた。今シーズンの健闘が期待される。
アジアリーグがネット配信開始!
明日9月11日(土)に開幕する?アジアリーグ ジャパンカップ2021-2022?
— Asia League Ice Hockey (@ALhockey_JP) September 10, 2021
今季はYouTube公式チャンネルにて試合の模様を毎週ライブ配信
アジアリーグ公式チャンネル[→] https://t.co/tcnv5RTPv6#チャンネル登録よろしくお願いいたします〓
詳細[→] https://t.co/FpwkrUKDb4#ジャパンカップ?
これまでアジアリーグの試合のネット配信(YouTube)は、各チームが独自に配信していたが、今シーズンよりアジアリーグが公式チャンネルでライブ配信することに!(ダイジェスト配信もあり)
※全試合をライブ配信しないため各チームの独自配信もあり
今週末の試合は(土日)、
アジアリーグ公式チャンネルでは、ひがし北海道クレインズと横浜グリッツの試合をライブ配信。
もうひとつのカード、レッドイーグルス北海道と東北フリーブレイズの試合はレッドイーグルスの公式チャンネルでライブ配信される。
冬季オリンピックにNHL選手が二大会ぶりに参加決定 [アイスホッケー]
冬季五輪開催期間にあわせてNHLはリーグ戦を中断する。
It's official! The IIHF, @NHL and @NHLPA have reached an agreement that will allow NHL players to participate in #Beijing2022!
— IIHF (@IIHFHockey) September 3, 2021
FULL STORY [→] https://t.co/AvZ5ygy405 pic.twitter.com/Tk3yuHrcpe
1998年の長野五輪以降、冬季五輪にNHLの選手たちは参加していたが、前回の平昌五輪ではIIHFとNHL側で合意に至らず不参加だった。
北京五輪のグループ分け
北京冬季五輪大会の男子アイスホッケーは12カ国が参加。
グループA:カナダ、USA、ドイツ、中国
グループB:ROC(ロシア)、チェコ、スイス、デンマーク
グループC:フィンランド、スウェーデン、スロヴァキア、ラトヴィア
※日本代表は早い段階で予選敗退。女子の日本代表は五輪出場を決めている
五輪でNHL選手のプレーが見られるのは嬉しい。
平昌大会は観戦していても馴染みのない選手ばかりで、自分の中では物足りなかった。
開催国・中国の実力は?
ひとつ気になるのは開催国枠で出場する中国代表の実力。
最新の世界ランキングで中国は32位(韓国は19位、日本は25位)。
前大会の韓国は帰化選手の補強等、積極的な強化により、それまで勝てなかった日本代表に勝ち、ランキングも上回る。
さらに世界選手権トップ・ディビジョンに昇格するまでになった。
(トップ・ディビジョンや五輪本大会では欧米諸国に粉砕されたが)
北京には数年前にロシアのKHL(コンチネンタル・ホッケーリーグ)のフランチャイズが置かれているが、中国人選手の実力は不明。
平昌大会に向けた韓国代表のような積極的な強化策も聞こえてこない(自分の情報不足かもしれないが)。
中国代表はどこまで強化されているのか・・・
シアトル・クラーケン 初代ヘッドコーチを発表 [アイスホッケー]
SEATTLE, WE GOT OUR GUY!
— Seattle Kraken (@SeattleKraken) June 24, 2021
Dave Hakstol (@hakstol2), has been named the the first-ever head coach in #SeaKraken history!
Get to know our new bench boss → https://t.co/uiBhw09CfE pic.twitter.com/fe9p7Hry64
初代ヘッドコーチにデイヴ・ハクストル(Dave Hakstol)が就任。
ハクストルは1968年7月30日生まれの52歳。カナダ人。
NHLでのヘッドコーチはフィラデルフィア・フライヤーズ(Philadelphia Flyers)についで2つめのチームとなる。
選手としてはノース・ダコタ大学でプレー後、マイナー・リーグで5年間プレーした。引退後、指導者の道へ。
マイナー・リーグのヘッドコーチを4シーズンつとめた後(1996 - 2000)、母校のノース・ダコタ大学で11シーズンに渡りヘッドコーチを務める(2004 - 2015)。
その後、2015年にNHLのフィラデルフィア・フライヤーズ(Philadelphia Flyers)のヘッドコーチに就任。
4シーズン目途中で成績不振により解任されている。
フライヤーズ時代は通算277試合134勝101敗42延長負け(310ポイント)。
2度プレイオフに進んでいるが、ともにファースト・ラウンドで敗れている。
その後、2019 - 2021シーズンはトロント・メープルリーフス(Toronto Maple Leafs)のアシスタント・コーチをつとめ、今夏シアトル・クラーケンの初代ヘッドコーチに就任。
NYレンジャーズ 新ヘッドコーチにジェラルド・ギャラント [アイスホッケー]
Gerard Gallant has agreed to be the next coach of the Rangers, a team source said.
— NHL.com (@NHLdotcom) June 14, 2021
He will replace David Quinn, who was fired May 12 after New York failed to qualify for the Stanley Cup Playoffs.https://t.co/nl9UDwgfSw
レンジャーズはプレイオフ進出を逃し、ヘッドコーチのデイヴィッド・クイン(David Quinn)をシーズン終了後に解任している。
ジェラルド・ギャラントは1963年生まれ、57歳のカナダ人。
選手としてはフォワードとして1980年代半ばから90年代半ばまで約10年間プレー。
そのほとんどをデトロイト・レッドウィングスで過ごした。
通算615試合出場、211ゴール・269アシストを記録した。
ヘッドコーチとしては2003年にコロンバス・ブルージャケッツで2シーズン半。
2014年からフロリダ・パンサーズで2シーズン半。
2017年からヴェガス・ゴールデンナイツの初代ヘッドコーチに就任し、2シーズン連続でプレイオフに進み、1年目にはスタンレーカップ・ファイナルまで導いている(ファイナルはワシントン・キャピタルズに敗れた)。
3シーズン目の昨年途中に解任された。
過去の3チームでは3度、3シーズン目の途中で解任されている。
今年、世界選手権でカナダ代表チームのヘッドコーチをつとめ、優勝を果たしている。
NHL ブルージャケッツ 新ヘッドコーチを発表 [アイスホッケー]
契約期間は2023-24シーズンまでの3年間。
ラーセンは元NHL選手、1977年1月生まれの44歳のカナダ人。
レフト・ウィングとして1997年から2010年までコロラド・アヴァランチ、アトランタ・スラッシャーズでプレー、294試合19ゴール・29アシストを記録。2001年にはアヴァランチでスタンレーカップ優勝を経験している。
現役引退後は指導者の道へ。
マイナーリーグでの経験を経て、ここ7シーズンはブルージャケッツで二人のヘッドコーチの元でアシスタント・コーチを務めていた。
OFFICIAL: The #CBJ name Brad Larsen the eighth head coach in franchise history.
— Columbus Blue Jackets (@BlueJacketsNHL) June 10, 2021
DETAILS [→]? https://t.co/LHA1Okfymr pic.twitter.com/2wTZrt7RR6
スタンレーカップ・プレイオフ 16チームが決定! [アイスホッケー]
最終順位未確定のディビジョンは対戦カード未定(1位と4位、2位と3位が対戦する)。
16 teams, one champion.
— NHL Public Relations (@PR_NHL) May 11, 2021
Some matchups and seeds are still to be determined, but the field is set for the 2021 #StanleyCup Playoffs. pic.twitter.com/klg3Tq3Pio
ノース・ディビジョン:
トロント・メープルリーフス
エドモントン・オイラーズ
ウィニペグ・ジェッツ
モントリオール・カナディアンズ
ウエスト・ディビジョン:
ヴェガス・ゴールデンナイツ
コロラド・アヴァランチ
ミネソタ・ワイルド
セントルイス・ブルース
イースト・ディビジョン:
ピッツバーグ・ペンギンズ vs. ニューヨーク・アイランダーズ
ワシントン・キャピタルズ vs. ボストン・ブルーインズ
セントラル・ディビジョン:
カロライナ・ハリケーンズ vs. ナッシュヴィル・プレデターズ
フロリダ・パンサーズ vs. タンパベイ・ライトニング(昨年のチャンピオン)
スタンレーカップ・プレイオフは現地5月15日(日本時間16日)に戦いの火ぶたが切られる。
NHL最初の黒人選手ウィリー・オリー [アイスホッケー]
外国人選手の比率は多いが(ほぼ100%欧州)、非白人選手が極めて少ないNHL。
だからこそか!? 近年は積極的に反人種差別のメッセージを打ち出している。
NHLも少しづつ黒人選手は増えているとはいえ、両手で数えられるぐらいか。
ウィリー・オリー(Willie O’Ree)は、1935年10月15日生まれ、カナダ出身。
ポジションはフォワード(ウィンガー)。
1958年1月18日、ボストン・ブルーインズの選手としてモントリオール・カナディアンズ戦でNHLデビューを果たす。
NHLでプレーしたシーズンは1957 - 58年、1960 - 61年の2シーズン(ブルーインズ)。
45試合に出場、4ゴール・10アシストを記録している。
2018年11月にホール・オブ・フェイム(The Hockey Hall Of Fame)入りを果たしている。
NHL開幕! 王者ライトニングは快勝発進 [アイスホッケー]
例年なら10月初旬に開幕するが、コロナウイルス禍により3ヶ月遅れて開幕。
レギュラーシーズンの試合数も82試合から56試合に。
アメリカ・カナダ間、国内間の移動をできるだけ少なくするために、同一カードの連戦が多い。
ディビジョンもカナダ勢だけのディビジョンを編成、それにより各ディビジョンの組み合わせも変わっている。
ファースト・マッチは同じペンシルヴァニア州のライバル、フィラデルフィア・フライヤーズとピッツバーグ・ペンギンズ。
今シーズンの最初のゴールは...
2021シーズンのファースト・ゴールは、ペンギンズのマーク・ジャンコウスキー(Mark Jankowski)。
ジャンコウスキーは今オフ、カルガリー・フレームスから移籍してきた26歳のカナダ人センター(FW)。
試合は3対3の同点からフライヤーズが3連続ゴールで一気に突き放し、6対3で勝利をあげた。
王者ライトニングは快勝
昨季の王者タンパベイ・ライトニングはシカゴ・ブラックホークスを一蹴(5-1)。
今季も優勝候補の本命はライトニングか!?
カナダの名門2チーム、モントリオール・カナディアンズとトロント・メープルリーフスの対戦はオーバータイムの接戦をメープルリーフスが制した(5対4)。
スタンレーカップ2度優勝、GKコーリー・クロウフォードが引退 [アイスホッケー]
その開幕を前に、シカゴ・ブラックホークス(Chicago Blackhawks)の守護神として2度(2013, 2015)スタンレーカップを戴冠したゴーリー(GK)コーリー・クロウフォード(Corey Crawford)が引退を発表した。
クロフォードはカナダ・モントリオール出身の36歳(1984年生まれ)。
2003年ドラフトでシカゴ・ブラックホークスに指名され、プロ生活13シーズンにわたりブラックホークスでプレー。
今オフにニュージャージー・デビルズ(New Jersey Devils)に移籍していたが、ブラックホークス一筋で現役生活を終えることになった。
レギュラーシーズンの通算成績は、488試合260勝162敗26完封。
スタンレーカップ・プレイオフには9回出場、96試合52勝42敗5完封、2度の優勝を果たした(2013年, 2015年)。
2021年もよろしくお願いします。 [アイスホッケー]
年末年始は家の中で様々な動きがあり、更新が滞ってしまいました。
2021年もよろしくお願いします!
アジアリーグ ・アイスホッケーはコロナウイルスの影響により、各国間の移動に障害もあり今季は中止。
日本では新たに横浜グリッツを加えた国内5チームによるリーグ戦・ジャパンカップを開催中。
2021年、年が明けて初の試合となる今節(1/9, 10)は、猛威を振るうコロナ禍による1都3県に対する緊急事態宣言発出がアイスホッケーにも影響を及ぼした。
北海道釧路で、ひがし北海道クレインズが栃木日光アイスバックスを迎え撃つ試合は無観客で開催。
東京・東伏見で開催予定だった横浜グリッツ対東北フリーブレイズ戦は中止。
9日は地元クレインズが0対0で迎えた第3ピリオドにゴールラッシュ!!!!
連続4ゴールをあげ4対0でアイスバックスに完封勝ち。
翌日10日は同点(1対1)で延長戦(オーバータイム)でも決着がつかず
GWS(ゲーム・ウィニング・ショット)戦でアイスバックスが雪辱。
次節(1/16, 17)は北海道釧路で、ひがし北海道クレインズと王子イーグルス。
青森県八戸で東北フリーブレイズと横浜グリッツの試合が行われる。
順位表(順位は勝率による)1/10現在
1位 王子イーグルス 14試合11勝3敗
2位 ひがし北海道クレインズ 16試合10勝6敗
3位 栃木日光アイスバックス 18試合11勝7敗
4位 東北フリーブレイズ 14試合6勝8敗
5位 横浜グリッツ 14試合0勝14敗