男子アイスホッケー五輪２次予選 日本は白星発進！クロアチアに完封勝ち

2018年開催の韓国・平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック。
その男子アイスホッケー競技の2次予選（グループＪ）が、北海道札幌市・月寒体育館で2月11日から14日まで、四カ国による総当たり戦で開催（1位のみ最終予選へ）。

1998年の長野冬季オリンピック（開催国枠で出場）以来の出場を目指す
男子アイスホッケー日本代表チーム（以下、日本）は初戦でクロアチアと対戦した。

世界ランキングは、日本が20位、クロアチアは27位。
過去の対戦成績（世界選手権）は日本の2勝0敗。
競技人口（男子大人）は、日本が 9,965人、クロアチアは 125人。

クロアチアは飛行機の遅れにより試合当日に来日。
新幹線で新青森に移動し、飛行機に乗り換えて新千歳空港へ到着し、試合開始2時間前に会場入り。

日本の先発ゴールキーパーは経験と実績を重視し、日本人唯一NHLでプレー経験のある福藤豊（#29 栃木日光アイスバックス）。

■日本、クロアチアを終始圧倒

試合は、日本が第1ピリオドから積極的に攻め込み圧倒。
クロアチアはカウンターアタックでチャンスをうかがう展開。

しかし、日本は数多くのチャンスを作るも、クロアチアGKトムイェノビッチ（Mate Tomljenovic）の好守もあり、得点には到らない状況がつづく。

攻め続ける日本に待望のゴールが生まれたのは、第2ピリオドの14分過ぎ。
FW大澤勇斗（#24 王子イーグルス）が先制ゴール！

第3ピリオドにはいっても攻め続ける日本。
15分39秒に再びFW大澤勇斗！！

その20秒後にはFW平野裕志朗（#26 ヤングスタウン・ファントムズ）のパスを受けたキャプテンのFW田中豪（#14 東北フリーブレイズ）がダメ押しの3点目をあげる！！！

終始クロアチアを圧倒した日本が（シュート数は日本 43：8 クロアチア）3−0で完封勝ちで、幸先良いスタートをきった。

シュート数から見ると得点数は物足りないが、60分間にわたり攻勢をつづけ、集中力を保ち無失点で終えることができたのは評価したい。

■ウクライナも快勝発進

日本代表の試合の前におこなわれたウクライナ対ルーマニア戦。
日本の最大のライバルと予想されるウクライナ（ランキング21位）が３－０でルーマニアに快勝。


日本の次戦は2月13日(土)18時、ルーマニアと対戦する。試合はNHK BS1で中継あり

　02/13（土）日本 vs ルーマニア
　02/14（日）日本 vs ウクライナ
　放送開始時間は全試合 17時55分から。

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