ラスヴェガス物語 マフィアの街から究極のリゾートへ [読書]
「ラスヴェガス物語 マフィアの街から究極のリゾートへ」谷岡一郎・著 PHP新書(1999年)
1900年当時、人口はわずか25人の街から
1999年(本書刊行時)には約120万人まで成長し、世界有数の巨大娯楽都市となったラスヴェガス。
そのラスヴェガスの歴史をつくった3人の男たち...
・マフィアのボス、”バグジー”・シーゲル(Benjamin “Bugsy” Siegel)
・マフィアを駆逐し自らの桃源郷を夢見たハワード・ヒューズ(Howard Hughes)
・すべての人が楽しめる究極のリゾートを完成させたスティーヴ・ウィン(Steve Wynn)
本書は3人の男たちの生涯を通して、ラスヴェガスの歴史を描いている。
歴史の出来事を年代順に羅列する形式とは異なり、ラスヴェガスの街の成長に大きな影響を与えた3人の人物を中心に描くことにより、読みやすく面白しい読み物なっている。
ラスヴェガスという街の入門書に最適。
登場する3人の個性豊かな男たちの生涯も興味深い。
<目次>
序章 新しいラスヴェガス
第1章 ラスヴェガス誕生
第2章 ベンジャミン(バグジー)・シーゲル
第3章 ハワード・ヒューズ
第4章 スティーヴ・ウィン
終章 ラスヴェガスの陽は沈むか
歴史年表、参考文献、人名辞典
”キング・オブ・ラスヴェガス”スティーブ・ウィンが1989年に誕生させたミラージュ・ホテル
2015-11-26 04:00
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