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戦闘獣襲来! バトル・ビースト「アンホーリー・セイヴィアー」 [音楽 No Music, No Life]

2015年最初に届いたアルバムは、フィンランドのヘヴィメタル・バンド
バトル・ビースト(Battle Beast)のサード・アルバム「アンホーリー・セイヴィアー(Unholy Savior)」。

悪役女子プロレスラー風メイクの女性ヴォーカル、ノーラ・ロウヒモを擁する6人組バトル・ビースト。

2013年のセカンド・アルバムから加入した、ノーラ・ロウヒモにとっては2枚目のアルバムとなる。

前作同様、ヘヴィメタル・サウンドに、”キラキラ”キーボードを積極的にフューチャーした楽曲とサウンド(フィンランドに多いような!?)は前作同様、満足度の高いアルバムになっている。

さらに今作ではポップ・チューン「Touch In The Night」、フィンランドの?民俗音楽風メロディのインスト・チューン「Hero’s Quest」など新しい試みもみられる。

さらに……

■掘り出し物! ボーナス・トラック

個人的に掘り出し物としては、ボーナス・トラックとして収録されている
「Push It To The Limit」と、WASPの代表曲のカバー「Wild Child」(こちらは日本盤限定)の2曲。

「Push It ...」のイントロを聴いた瞬間、あれ?この曲って……!
この曲は、1983年のブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演のギャング映画「スカーフェイス」の主題歌。ジョルジオ・モロダーによりエレクトロ・ポップな曲を見事にヘヴィメタル・チューンに仕上げている。
今でも時折聴く好きな曲だが、まさかヘヴィメタル・バンドがカバーするとは……嬉しいサプライズ。

個人的には2曲とも、オリジナルよりもバトル・ビースト・バージョンの方が好きだ。



Battle Beast:
 ノーラ・ロウヒモ(ヴォーカル)
 アントン・カバネン(ギター)
 ユッソ・ソイニオ(リズム・ギター)
 ヤンネ・ビョルクロト(キーボード)
 エーロ・シビラ(ベース)
 ブル・ヴィッキ(ドラムス)
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