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シャークスの歴史:初代のヘッドコーチは? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)の初代のヘッドコーチには、ジョージ・キングストン(George Kingston)が抜擢された。

キングストンは1939年生まれのカナダ人。

大学ホッケー(カルガリー大学)のヘッドコーチとして大きな成功を収め、その後2つのNHLチーム(カルガリー・フレームス、ミネソタ・ノーススターズ)でアシスタント・コーチを務めた後、ノルウェー代表のヘッドコーチを経て、シャークスの初代ヘッドコーチに就任。

ヘッドコーチとしては最初のNHL挑戦だった。

参戦1年目となるシーズンは、80試合で17勝58敗5引分の最下位で終えた。

2シーズン目も成績は好転どころか、さらに悪化。
開幕戦を勝利するも、その後9連敗。以降も13連敗、1引き分けを挟んで19連敗するなど、大きな連敗を繰り返しした。

2年目の成績は1年目を下回る、84試合11勝71敗2引き分けで終えた(もちろん最下位)。

キングストンのNHLヘッドコーチのキャリアはこの2シーズンで終わった。

NHLヘッドコーチとしての挑戦は大失敗に終わったが、その後キングストンはカナダ代表チームのゼネラルマネージャーやヘッドコーチを歴任し大きな成功を収める(世界選手権で金メダル獲得ほか)。

その結果、アシスタント・コーチとしてNHLに復帰。
1999年から2年間をアトランタ・スラッシャーズ、2001年から2007年までフロリダ・パンサーズでコーチを務めた。

キングストンの指導者としてのキャリアを見ると、シャークスのヘッドコーチを務めた2年間は悪夢だったように思われる。

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シャークスの歴史:初勝利は? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1991-92シーズンからNHLに参戦。
開幕でバンクーバー・カナックスに敗れたシャークスは、ホームのカウ・パレス・アリーナに舞台を移した第2戦もカナックスに連敗。

2連敗後に迎えた第3戦。
1991年10月8日、ホームでカルガリー・フレームスと対戦したシャークスはシーソーゲームを制し(4対3)、記念すべき初勝利をあげた。

この試合では開幕戦で初ゴールを記録したクレイグ・コックス(Craig Coxe)もゴールを決めている(コックスにとってNHL最後のゴールとなった)。

3戦目で初勝利をあげたシャークスだが、ルーキー・チームとしてNHLの厳しい洗礼を受けることに・・・

シャークスは、この後泥沼の13連敗を喫する。チームは低迷し最後も7連敗。

80試合17勝58敗5引分の成績(最下位)で1年目のシーズンを終えた。

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NHL 今季再開へ! ...シャークスは閉幕 [San Jose Sharks]

数日前から海外のスポーツメディアでは報道があったが
公式にNHLから今シーズンの再開プランについて発表があった。

レギュラーシーズンは残り試合を消化せず終了し
中断時点の順位で31チーム中の上位の24チーム(イースタン&ウェスタン・カンファレンスの上位12チーム)によるプレイオフで再開する。
ホーム&アウェイではなく、東西カンファレンスの各1都市で集中開催(無観客)でスタンレーカップを争うプラン(感染予防対策を十分に行いながら)。

これから段階を踏んで選手とチームの練習を再開。プレイオフの開幕は7月中旬以降か!?

シャークスは今季閉幕

シーズン中断時点で上位24チームから漏れた7チームの今シーズンは終了。

残念ながら応援しているサンノゼ・シャークスは圏外となり今シーズンは閉幕。
チームのゼネラルマネジャーとプレジデントから今シーズンのサポートに対する感謝と、来シーズンに向けてのメッセージが発表された。

シャークスは中断時点でプレイオフ進出の可能性はかなり厳しい状況で、自分の中ではあきらめていた。

ポジティブに考えれば、来シーズンに向けて早く動けるので巻き返しに期待したい。

欧州サッカーではドイツ・ブンデスリーガがすでに再開。
日本国内でもプロ野球、サッカーJリーグの開幕予定日が告知されている。
無事に前に進むことを祈っている。

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シャークスの歴史:最初のゴールを記録した選手は? [シャークスの歴史]

サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1991-92シーズンからNHLに参戦。

シャークスで初ゴールを記録し、チームの歴史に永遠に名前を刻んだ選手はフォワードのクレイグ・コックス(Craig Coxe)

1991年10月4日、開幕戦のバンクーバー・カナックス戦。
シャークスはバンクーバーのパシフィック・コロシアムにのりこみデビュー戦をおこなった。

カナックスに0対3とリードされていた第3ピリオド。
4分9秒にコックスはシャークスの記念すべき初ゴールを決める。
アシストは、マーク・パヴェリック(Mark Pavelich)とニール・ウィルキンソン(Neil Wilkinson)。
シャークスは連続3ゴールで同点に追いつくも、終了間際に失点し3対4で敗れている。

コックスは1964年生まれのアメリカ人選手(当時28歳)。
NHLにデビューして8シーズン目、シャークスはコックスにとって4つ目のチームだった(バンクーバー、カルガリー、セントルイス、サンノゼ)。

チームの歴史に名前を刻んだコックスだったが、このシーズンがNHL選手として最後のシーズンとなり、シャークスでの成績も10試合に出場し2ゴールに終わっている。

このシーズン途中から現役引退する1999-2000シーズンまで、いくつかのマイナーチームでプレーし、再びNHLの氷上で活躍することはなかった。

コックスのNHLでの通算成績は、8シーズンで235試合に出場し45ポイント(14ゴール、31アシスト)、プレイオフでは5試合出場1ゴールを記録した。

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シャークスの歴史:チーム創設とチーム名の由来 [シャークスの歴史]

プロ・アイスホッケーチーム、サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)は1990年、アメリカ西海岸・北カリフォルニアのベイエリアと呼ばれる地域にあるサンノゼ市を本拠地に創設される。

ベイエリアといえばサンフランシスコが最も有名だが、サンノゼはシリコンバレーの中核地として人口・経済力ともサンフランシスコを上回る。
サンフランシスコからはシャトルバスで約1時間ほど。

チーム名の由来

チーム創設の際、(インターネットもSNSもない当時)チームはニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイなどの全国紙でチーム名を公募し、約6,000通の応募があった。

その中から選ばれたのが、シャークス(Sharks)。
本拠地サンノゼのある北カリフォルニアのベイエリアはサメの多い地域で、地元の大学でもサメの研究が盛んなことから選ばれた。

1年目の1991-92シーズン、北米のメジャー・プロスポーツでNBA(プロ・バスケットボール)のシカゴ・ブルズに次ぐグッズの売上を記録した。

公募で多かったトップ15(アルファベット順)

ブレイズ(Blades)、ブレイカーズ(Breakers)、ブリーズ(Breeze)
コンドルズ(Condors)、フォッグ(Fog)、ゴールド(Gold)
ゴールデン・ゲイターズ(Golden Gaters)、ゴールデン・スケーターズ(Golden Skaters)
グリズリーズ(Grizzlies)、アイスブレーカーズ(Icebreakers)、ナイツ(Knights)
レッドウッズ(Redwoods)、シー・ライオンズ(Sea Lions)、シャークス(Sharks)、ウェーブズ(Waves)。

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