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ジョエル・ウォード 現役引退を発表 [San Jose Sharks]

白人選手ばかりのNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)で
数少ない黒人選手として成功を収めたベテラン・フォワードの
ジョエル・ウォード(Joel Ward)が4月27日に現役引退を発表した。

ウォードはカナダ・オンタリオ州ノースヨーク出身。
1980年12月2日生まれの39歳。
ポジションはフォワード(ウィング)。
両親はともにカリブ海・西インド諸島のバルバドスからの移民。

ウォードは2006年9月27日にNHLのミネソタ・ワイルドと契約。
2006-07シーズンにNHLデビューを果たすも、シーズンの多くをマイナーリーグ(AHL)のヒューストンでプレー、NHLでの出場試合は11試合に終わった。
翌シーズンもマイナーリーグのヒューストンで過ごす。

2008-09シーズンにナッシュビル・プレデターズでNHLに再デビュー。
以後、ナッシュビルで3シーズン、ワシントン・キャピタルズで4シーズンに渡り活躍、2015年夏にサンノゼ・シャークスと3年契約を結ぶ。

サンノゼでは3シーズンを過ごし、1年目の2015-16シーズンにはサンノゼ・シャークスの初のウェスタン・カンファレンス・チャンピオン、スタンレーカップ・ファイナル進出に大きな貢献を果たしている。



2017-18シーズン終了後にフリーとなるが新たな移籍先は見つからない状態だった。

NHLでの通算成績は、
レギュラーシーズン:726試合出場、133ゴール、171アシスト(304ポイント)
プレイオフ:83試合出場、22ゴール、30アシスト(52ポイント)

シャークスでの通算成績は、
レギュラーシーズン:209試合出場、36ゴール、48アシスト(84ポイント)
プレイオフ:30試合出場、8ゴール、9アシスト(17ポイント)

2014年にはカナダ代表として世界選手権にも出場している。

背番号 42

ウォードがつけていた背番号「42」は、彼が敬愛するメジャーリーガーのジャッキー・ロビンソンの背番号。

ジャッキー・ロビンソンは、1890年頃以降に有色人種を排除していたMLB(野球)でデビューし活躍した黒人選手。

Thank You, Ward!

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