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野村克也・著「由伸・巨人と金本・阪神 崩壊の内幕」読了 [野球]

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南海、ヤクルト、阪神、東北楽天の監督を務めた名将・野村克也の新作。

自分の中ではプロ野球界随一の名将。
いつもと変わらない調子で、昨今のプロ野球界について斬りまくっている。

アマゾンのレビューでは、いつも同じ、という評価も多い。
確かにそのとおりだが、ぶれていないとも言える。

今作では前半部分では、
今シーズンからプロ野球監督となった金本知憲監督(阪神タイガース)と
高橋由伸監督(東京読売ジャイアンツ)について語り、
後半は現在のプロ野球界全般の話題について語っている。

過去に監督を務めた阪神タイガースについては、内情も知っているだけに相変わらず厳しい評価。
球団(OB、関西のマスコミ等周囲も含め)の体質が最大の問題。

辛口ながらも野球への愛情が感じられて(ツンデレ!?)面白く読んだ。

<目次>
第1章 金本知憲新監督を検証する
第2章 旧態依然で”無変革”な金本・阪神
第3章 由伸・巨人が抱える問題点
第4章 問題だらけのプロ野球
第5章 監督に求められる資質

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