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チャーチル(ガリマール新評伝シリーズ:祥伝社新書)読了 [世界史]

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第二次世界大戦時のイギリスの首相で、
イギリスと連合国を勝利に導いた不撓不屈の指導者ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)の評伝。

著者ソフィー・ドゥデ(Sophic Doudet)はフランス人。訳:神田順子。

第二次世界大戦前後に関する本はこれまで何冊も読んでおり、チャーチルについてもざっくりとした知識はあったが、チャーチル個人のまとまったものを読んでいなかったことに気づき手にとった。

訳も読みやすく、生い立ちから亡くなるまでチャーチルの人生を描く。
世界史に残る傑物ながら、聖人君主でも完全無欠でもなく、短所も少なくない。
それゆえ人間くさく魅力あふれる人物に感じられた。

本書を読んで、次はチャーチルの盟友だったフランスの英雄「ドゴール」について読みたい。

【目次】
1,舞台と舞台裏
2,学校時代
3,人生の戦線
4,ボアー人の国のウィンストン
5,頭角を現す光る虫
6,ガリボリ!
7,塹壕体験を経て武器を磨くまで
8,二つの世界の間で
9,二つの戦争の間で
10,全権を手中に
11,バトル・オブ・フランス
12,バトル・オブ・ブリテン
13,すべての前線で
14,大同盟
15,勝利と敗北
16,新たな闘い
17,政権復帰
18,終幕
19,「偉大な芸術家」
チャーチル年譜、訳者あとがき

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