フィンランド人ゴーリー対決を制して連勝

レギュラーシーズンも終盤、プレイオフ出場争いも激しさを増しているNHL。

11年連続のプレイオフ出場を目指すサンノゼ・シャークス（San Jose Sharks）、現在出場圏外から追いかける。

先のピッツバーグ・ペンギンズ戦をシュートアウト戦までもつれた試合を、トミー・ウィンゲルズ（#57 Tommy Wingels）のゴールで勝利したシャークスは連勝を目指し、ホームに今シーズン最大のサプライズ・チーム、ナッシュビル・プレデターズ（Nashville Predators）を迎え撃った。

開幕前の低評価を覆し、ウェスタン・カンファレンス＆セントラル・ディビジョンの首位を快走していたプレデターズ。
しかし、終盤にきて息切れか……６連敗を喫するなど直近10試合では３勝、首位の座も明け渡している。

■フィンランド人ゴーリー対決　ニエミ対リンネ

両チームのゴールを守る正ゴールテンダーはともにフィンランド人。

サンノゼ・シャークス：アンティ・ニエミ（Antti Niemi）は1983年生まれの31歳。
ナッシュビル・プレデターズ：ペッカ・リンネ（Pekka Rinne）は1982年生まれの32歳と同世代で、NHLでの出場試合数も300試合を超える両者。

リンネはNHL通算199勝、200勝まであとひとつ（レギュラーシーズン）と迫っている。



■ニエミが完封勝利！　フィンランド人対決を制す

両フィンランド人ゴーリーの活躍もあり、試合は中盤までスコアレスで進む。
第2ピリオド、16分過ぎにトマス・ハートル（#48 Tomas Hertl）が均衡を破り、サンノゼ・シャークスが先制！
その後も両ゴーリーの好守で、両チームともゴールを奪えず、最後は全員攻撃で空のプレデターズ・ネットをシャークスが揺らし、２−０でシャークスが勝利をあげた。



ニエミは35セーブで、プレデターズをシャットアウト、同国人対決を制した。



サンノゼ・シャークスのプレイオフ出場枠を争うライバルたちも勝利をあげ、順位は変わらず。

次戦はホームでシカゴ・ブラックホークスと対戦。

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