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和芬折衷 カブキ・メタル見参! ウィスパード(Whispered) [音楽 No Music, No Life]

ヘヴィ・メタル大国フィンランド(芬蘭土)からの新たな刺客ウィスパード(Whispered)。
日本でのデビュー盤となるセカンド・アルバム「ショーグネイト・マカブル(Shogunate Macabre)」が6月4日に発売されている。



ウィスパード(Whispered)は、幼少期から日本やその文化に夢中になっていたというヨウニ・ヴァルヤッカ(Vo, G)を中心とした4人組。

2010年にファースト・アルバム「Thousand Swords」を発表。
タイトルの”千本の剣”も、牛若丸と武蔵坊弁慶のエピソードが下敷きになっているという。

音楽的にはメロディックなデス・メタルだが……
特徴的なのは、琴や三味線などの和楽器や和風旋律を大胆にとりいれたサウンド。

個人的にはデス・メタル系は積極的には聴かない。
1~2曲程度なら良いのだが、それ以上になると単調に感じて飽きてしまう。

しかし、ウィスパードがその特徴的なサウンドもあって最後まで飽きさせない。
最初は色物バンドと思って見送るつもりだったが、今や彼らの虜になりそうだ……。

この国内盤にはボーナス・トラックとして日本縁の2曲をカバーして収録。
人気ゲーム『ファイナルファンタジーⅦ』のサントラから「Let the Battles Begin!」。

そして、アニメ『銀牙 - 流れ星 銀 -』の主題歌をカバーしている。
アニメ『銀牙 - 流れ星 銀 -』はフィンランドでも放映され大人気で、アニメだけでなく原作コミックも大ヒットし、原作者の高橋よしひろ氏(秋田県出身)がフィンランドを訪れたさいには空港までリムジンが迎えにきたそう。

日本のクラシックなアニメソングとヘヴィ・メタルの相性の良さは、1980年代からファンの知るところだが、このカバーもとても魅力的で癖になりそう(日本語の歌詞をそのまま歌っている)。

オリジナルのアニメ『銀牙 - 流れ星 銀 -』の主題歌


こちらはウィスパード(Whispered)のカバーバージョン

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