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アンチェロッティの完全戦術論 [サッカー]

今年5月にレアル・マドリー(スペイン)を10度目の欧州チャンピオンに導いた
イタリア人監督カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)。

以前、当ブログで2010年に出版された「アンチェロッティの戦術ノート」を紹介したが、本書「アンチェロッティの完全戦術論」が今年6月上旬に日本で出版。
原書はイタリアで2013年11月に出版されている。

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監督しての最初のクラブであるレッジーナに始まり、パルマ、ユヴェントス、ミランのイタリア時代から、チェルシー(イングランド)、パリ・サンジェルマン(フランス)での経験と、練習および戦術について詳細に明かしている。

日本で出版にともないレアル・マドリー監督としてのインタビューを追加(CL優勝前のもの)。

これまでに本国イタリア、イングランド、フランス、スペインの四カ国の周囲のプレッシャーが多く、多くのスター選手を擁するビッグクラブで指揮を執った経験から監督しての信条を記している。

戦術ありきではなく、あくまで選手の特徴を活かした戦術を優先。
特に多くのスター選手をかかえるビッグクラブにおいては、選手たちの特徴を活かした手段をとらないと成功はない、と。

【目次】
CHAPTER1 : 選手から監督へ
CHAPTER2 : トレーナーからコーチへ
CHAPTER3 : システムとその解釈 ----試合
CHAPTER4 : 監督デビュー ----レッジョ・エミリアの4-4-2
CHAPTER5 : レッジョからパルマへ ~隣町への大きなジャンプ
CHAPTER6 : ユヴェントスでの経験 ----ジダンを核とするプロジェクト
CHAPTER7 : 「ホーム」への帰還 ----ミランというファミリー、「クリスマスツリー」の誕生
CHAPTER8 : ミラノからロンドンへ ----チェルシーとイングランドサッカー
CHAPTER9 : パリ・サンジェルマンとフランスサッカー
CHAPTER10 : キャリアを物語る10試合
CHAPTER11 : 日本版特別インタビュー ----レアル・マドリーという現実
CHAPTER12 : すぐに引退するつもりだった
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